けいた と おちぇの親方日記

16歳のわんこと暮らすのんびり日記です。

小説「夜明けのカノープス」(穂高明著)

私の好きな作家先生である穂高明さんの
夜明けのカノープス」を読んだ。
冬の星座「竜骨座」の一等星で、
シリウスに次いで、
全天で二番目に明るい星らしい。

日本で見ようとしても、
地平線すれすれの南の空にあり、
なかなか見ることができないそうだ。

その星を見たら、
きっと私は変わることができる。

教師への夢を諦め、
教育系出版社で働く主人公の映子。

仕事はコピーとりやお使いと雑用ばかり、
憧れの先輩への恋も叶いそうにない。

自分を持て余す日々を送っていたが、
映子は、仕事を通じて生き別れた父と再会し、
それをきっかけに、少しずつ前に進み始める。

一歩を踏み出せない“
こじらせ女子”の逡巡が、
ひりひりと沁みる感動長編。

穂高さんらしい優しい話であった。

そして、うちの優しい子。